更新日:2025年10月21日
ウェブアクセシビリティについて学ぶ
アクセシビリティの基準について
当サイトでは、誰もが情報にアクセスできるよう、アクセシビリティに配慮したサイト作成に取り組んでいます。
ウェブアクセシビリティとは?
ウェブアクセシビリティとは、「年齢や身体的な状態、利用環境に関係なく、誰もがウェブサイトで提供されている情報にアクセスし、利用できること」 を意味します。
<参考>
◆障がい者へ配慮するポイントの例
【視覚障がい者】
視覚に障害のある方は、パソコンやスマートフォン、タブレットを「音声リーダー(スクリーンリーダー)」で操作し、画面上の文字情報を音声で聞き取っています。
そのため、次のような配慮が必要です。
・記号や不要な文字も読み上げられるため、文章や表記は分かりやすく、的確に記述しましょう。
・画像には「alt属性(代替テキスト)」を設定し、何の画像か分かるような内容を記載しましょう。
【色覚障がい者】
色を識別する細胞の変異等によって、色の区別が難しい方がいます。また、加齢によって色の識別能力が低下する場合もあります。どの色が見えづらいかは、障がいの種類や程度によって異なります。
配慮するポイントとしては、以下の点です。
・背景と文字のコントラストをはっきりさせましょう。
・使用する色数を増やしすぎないようにしましょう。
・情報を色だけで伝えないようにしましょう。
<参考>
【聴覚障がい者】
聴覚に障がいのある方は、音声だけでは情報を受け取れません。そのため、次のような配慮が必要です。
・動画には字幕をつけ、発話以外の音声情報も字幕にすると良いでしょう。
・音声のみの情報(動画やポッドキャストなど)は控え、文字情報も併せて提供しましょう。
・問い合わせ先は電話番号だけでなく、メール・FAX・チャット・LINEなど複数の手段を用意しましょう。
【上肢障がい者】
手や腕の動きに制限がある方は、細かい操作が苦手な場合や、マウスやタッチ操作だけでは操作が困難な場合があります。また、大きなスイッチデバイスや視線入力・音声入力などの代替入力デバイスを使用している方もいます。
そのため、次のような配慮が必要です。
・キーボードや音声でも操作できる設計にしましょう。
・キーボードで操作した際、フォーカスしている部分が分かるようにしましょう。
・ボタンやリンクのクリック範囲を広めに設定しましょう。
・操作時間に余裕を持たせましょう。
・複雑なドラッグ操作は避けましょう。
◆ 誰にとっても便利なウェブサイトにするための例
・スマートフォンやタブレットでも利用しやすくしましょう。
・階層を深くしすぎず、シンプルに構造を設計しましょう。
・早い段階で、ユーザーが知りたいページにたどりつけるようにしましょう。
・アイコンやアイキャッチ画像を工夫し、カテゴリからコンテンツの内容が想像できるようにしましょう。