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障害者IT支援ボランティア養成研修会

開催後報告

当研修は、障害者のIT支援利活用に係るスキルの習得を目的として開催しております。


令和2年10月14日(水)に、障害者IT支援ボランティア養成研修会を開催しました。
今年度は新型コロナウイルス感染予防対策として、Zoomによるオンライン研修会となりましたが、

障害者IT支援に興味のある方、すでにボランティア活動をされていて対応の幅を広げたい方、
事業所で働いている方など、多くの方にご参加いただきました。

【実施内容】

1.障害者IT利活用支援事業とは(制度説明) 

2.ボランティア活動について         ※1と2の内容は振興会職員が説明しました。


3.障害種別と理解、アクセシビリティ機能とアプリ紹介

特定非営利活動法人 神奈川県障害者自立生活支援センター(キルク) 松本 知仁 氏

【講義内容】
・障害種別について
・各種アクセシビリティ機能とアプリ紹介
 
(聴覚・言語障害、視覚障害、精神障害・知的障害)

~ 感想 ~
障害の種類について学び、関連したアクセシビリティ機能やアプリなどの説明を、松本先生にとてもわかりやすく説明していただきました。初めての人も機能をすでに知っている人も、自分の知識を広げる上で非常に意義のある講義内容であったと思います。

4.障害のあるかたの視点から

自立生活センター 自立の魂 ~略して じりたま!~ 磯部 浩司 氏

【講義内容】
 ・障害になった経緯
 ・私の障害について(頚髄損傷)
 ・ITとの出会い
 ・パソコンボランティアとの出会い
 ・ITとパソコンボランティアと出会ってどうなったか
 ・パソコンボランティアを受ける気持ち 


~ 感想 ~
音楽が好きで、とても明るい磯部先生です。ご自身の障害に至るまでの経緯について軽快な説明でした。障害者として生きていく上での葛藤や苦悩、サポートを受けるようになって広がった世界など、障害当事者視点を率直に話していただきました。ボランティア活動や障害者とかかわる方にとっては、当事者目線での意見を聞ける機会少ないと思うので、非常に勉強になる講義だったと思います。

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